こんにちは〜mukuです。
もうすっかり秋ですね。昨日は寒さを我慢して、どうにか乗り切りましたが、今日は寒さに負け暖房をつけてしまいました。
いや〜、快適です。適温って大切ですね。
オーガニックオレンジジュース
少し前に、オーガニックオレンジジュースを発見しました!普段はジュース類はほとんど飲みませんが、試しに買ってみました。

ちゃんとオーガニック認証のJASマークもついています。
早速お味見しました。甘さもありますが酸味もあって、さっぱりしていて美味しかったです。
このオレンジジュースは、イタリア産の有機オレンジを使っていて、他に添加されているものはありませんでした。
ジュースなどの成分表を見ると、ビタミンCなどが添加されていることがあります。これは腐りにくくするために添加されていたり、野菜ジュースなどでは栄養を足すために添加されていたりします。
果物や野菜などには、ビタミンCが含まれているものも、たくさんあるのに、なぜ添加するのか・・・。それは、作る工程でビタミンCが失われてしまうからです。これが濃縮還元の落とし穴・・・。
濃縮還元の仕組み
さぁ、出てきましたよ〜濃縮還元。
日本のスーパーで売られているジュースのほとんどが、濃縮還元で作られています。
このオーガニックオレンジジュースにも、「果汁100%濃縮還元」とハッキリ書かれていますよ〜。
濃縮還元とは、収穫された果汁を煮詰めて水分をある程度飛ばして、ドロドロの状態にし、冷凍しておきます。それを販売元が購入し、工場で水を添加してジュースにするというものです。
なぜ、こんな手間のかかることをするのかというと・・・輸送コストが抑えられるから!そして、一年中ジュースを提供できるから!
まずは輸送料の問題から。例えばオレンジだと、日本で栽培されているところって少ないですよね?日本で収穫できないとすれば、海外から輸入するしかありません。海外から輸入するということは、それだけ遠距離なので輸送料もかかってきます。オレンジそのまま、もしくは、絞っただけのストレートの状態だと、かさが増してしまい、余計に輸送コストがかかってきてしまいます。濃縮することで、1/6まで体積を抑えることができるからです。
そして次に、一年中ジュース提供の問題。果物(フルーツ)には、必ず旬があります。野菜もそうですね。
ストレートのジュースを提供する場合は、この旬の時期にだけしか提供できません。一年のうちの限られた季節だけです。だけど、濃縮還元の方法を使うと、濃縮したものを冷凍しているので、オレンジが穫れない時期でも、冷凍してあったものを解凍して水を加えてあげればジュースが飲めてしまう。
こういった状況が、濃縮還元ジュースが広まる理由です。
私も、季節外れに桃食べたーい!とか、梨食べたーい!とかあります。食べたい時に、食べられるという状態だと、良いなぁ〜なんて思う反面、普段食べられないからこそ、美味しく感じたりするよなぁ〜なんて思ったりもします。
おわりに
手軽になんでも手に入る時代。普段、気にすることがなかったですが、至るところにこうした恩恵を受けて生活しているのですね。
果たして濃縮還元は、良いのか悪いのか・・・次回乞うご期待!!
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